16-07-2018
Nimbus
空想家、というわけではなく…
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カニバル・レターズのスタイルは明確です。文字は全て単語、フレーズ、そしてメッセージを構成しています。そこまではほぼ従来と同じですが、全て圧縮されて微細に描かれ、カオス状態のように複雑に入り組んでいる点が今までと異なっています。合同展覧会では、彼のコーナーを見逃すはずはありません。巧みな工夫によって見る人の目を引き、活字の迷路に誘います。
次に現れるビニールの作品に、このアーティストの潜在的な実力を垣間見ることができます。但し彼は自ら使う文字と同じくらい多くの面を持っています。それはあまりにも多くて複雑なので、理解するのは困難です。それはある意味、見る人に対して、気付かないでいるものを想像するよう促しているのかもしれません。
だからそれは現実世界ではより印象的なのです。
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