Please rotate your device
紙(ラテン・パピルス紙)は表現・創作活動に適した天然由来の素材です。植物繊維から作られており、書き物、描画、絵画の制作の基本的な素材です。ベーシックな紙、カード、ブリストル紙、ちりめん紙、混凝紙といった種類に関わらず、紙はPOSCAマーカーと最も相性の良い素材の1つで、POSCA顔料を完璧に塗ることができ、色落ちしません。
紙の上にPOSCAを使用する場合、特別な準備はいりません。ボール紙の場合は表面のホコリを拭き取ります。
紙やボール紙ではPOSCAのあらゆる技法を用いることができます。POSCAは水性なので素材表面の厚みを確認しましょう。素材の表面が薄いと破れやすくなります。また水分量にも注意し、描いたあと十分に乾燥させましょう。
印画紙に描く場合は乾燥に必要な時間が長くなります。
紙にPOSCAで絵を描いた場合は特に固定材を用いる必要はありませんが、作品を長持ちさせるには、水性バーニッシュ・スプレー(保護用上塗り材)を使用します。
素材表面から約30㎝離れたところからスプレー缶をゆっくり円を描くように動かしながらスプレーします。
バーニッシュ・スプレーは、用途に応じて、つや消しか光沢ありを選べます。